062228 ランダム
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ひらリンの遊び場【工事中】

ひらリンの遊び場【工事中】

東京ー埼玉採集オフ会


今回は、7/23~24に自適案さんがこちらに来ると言うことで、御礼の意味も含めて、採集オフ会を開催しました!!


【プロローグ】

いつものようにクワカブ仲間のHP巡りをしていると、先月伊豆での採集でお世話になった自適庵さんが東京方面に来るらしい情報をつかみ、さらに迎撃採集オフ会をこれまた伊豆採集オフ会でご一緒したJさんが画策していることを知った私は早速伊豆でお世話になったお礼をしなければと使命感に燃え、参加表明をしたのでした。( ̄0 ̄)/ オォー!!

採集目標は、あくまでもミヤマなので、奥多摩方面のスペシャリストのいしいさん&まるち●さんにも応援を求めたのですが、まるち●さんは日頃の罪滅ぼしのための家族旅行とぶつかってしまい不参加となり、いしいさんは仕事の都合があり、参加は微妙なところと言うお返事でした。(・・。)ん?

標的である、自適案さんの当日の予定が直前まではっきりしない為、迎撃作戦もはっきりと決められなかったが、迎撃部隊の編成だけは何とか決定した。

まず初めに標的と接触するのは、Jさん&Retroさんの府中連合チームがまず出迎えることになった。

その後、私ひらリンが合流し、最後に石井さんが合流するという大まかな予定で作戦決行当日を迎えるのであった。


【当日】


 標的との接触予定時刻が15時頃と、予想より遅い予定となった為、昼食後自宅でのんびりと出発準備を整えていたときに、Jさんからの電話が入った!!
『今どのへんですか?』・・・・どのへんも何も、今出発前にトイレに入っているところで・・・とは言えないので、今出発するところであると返事をしたが、まだ準備が・・・。Σ(゜◇゜;) ゲッ

 1~1.5時間くらいで着くと思うと返事をし、急ぎトイレから脱出し準備に追われたのでした。(;^_^A アセアセ

まあ、そんなに荷物があるわけではないのですが、今回は自適案さんのために東京産&埼玉産のミヤマをゲットするという大きな目的があるのですが、私個人としては、それにかこつけて夏祭り用のカブト&クワガタの大量入荷をもくろんでいたのでした。( ̄m ̄* )ムフッ♪

ということで、ミニコンテナと虫かごを用意し、懐中電灯、それからお土産の山形産ミヤマを急ぎ積み込み出発したのでした。


【合流】


 道路の混雑も無く、予定通りJさん宅近くに来たところで、連絡をしたところ、自適案さんとの合流時間が早まったらしく、現在合流地点に移動中ということで、私は現在地点周辺での待機を命じられました。

ちょうどガソリンも底を尽き掛けていたので、ガソリンの補給をし目印に鳴りやすそうなコンビニを選んでしばし待機をすることにしました。

 待つこと15分くらいかな?
無事、Jさん&Retroさん&自適案さんと合流が出来ました。

 自適案さんは、何を思ったか『今度はしっかりと自己紹介をしましょう』と言い、私にRetroさんを紹介してくれたのでした。
まあ、Jさんと自適案さんは知っているので、残るお方がRetroさんということは誰でもわかると思うのですが、気が弱い私は、素直に自己紹介をしたのでした。



【採集開始】

 まずは、Retroさん開拓の地を目指し、2台の車に分かれて、発車です!!

 あっという間に、目的地に到着!!
こんなに近くて良いの??という疑問は口にせず、言われるがままに付いていく事に。

けっこう歩くということなので、それなりの装備(今回は短パンではありません)と言っても、虫かごその他を携えて、出発です。

 入り口はそんなに奥深そうではなかったのですが、進んでいくとだらだらと登りが続き、さらに分かれ道がたくさんあり、先頭で案内をしてくれているRetroさんを無視して、気になる気が有るとあっちに行くわこっちに行くわで、Retroさんも案内計画があっただろうに、まるっきり無視の我々にあきれつつも、そこは一番の年長者である貫禄でしょうか、文句も言わずに付き合ってくれます。ヾ(・ε・。)ォィォィ

 しかし、先に進みだすとすでに一人足りません。
Jさんが居ない・・・・。
たった4人なのに、何で消えるの??( 」´0`)」オォーイ!

 呼べども返事は無く、おそらく下のほうに行ったと思うのですが、降りていって居なければ登るのが辛いので、誰も降りていこうとはせず、ただ呼んでみるだけ・・・。(o ̄∇ ̄o)ヘヘッ♪

おまけに、自適案さんは、先に進もうとしているし・・・・ここではミヤマが捕れるかもしれないという期待があり、自適案さんも気合が入っているようでしたが、さすがに今回のホストのJさんを置いていくわけにも行かず、しばし待機状態でした。

 すると、下のほうから駆け上がってくるJさんが良い木があるけど、コクワしか入って居なかったとご報告、今回の私の目的はクワカブの大量入荷なので、見逃す手は無いと再び下っていくのでした。

 確かに、樹液だらだら、洞捲れありのすばらしい木でしたが、コクワたちもすでに奥に潜っているようで、1ペアしか捕獲することは出来ませんでした。

 さらに、奥地へと一行は進むのでした。
しかし、良さ気な木はあるのですが、樹液の気配も無くもちろんクワ達にも会えません。

 途中、カメラと三脚を持った方に出会ったのですが、採集者とは思えなかったので、特に情報交換はせずに挨拶のみですれ違ったのですが・・・・。

さらに、進んでいくと行き止まり(進入禁止)となっていたのですが、当然無視して進んでいくとその先は見事な断崖絶壁!!

Retroさんのお話では、そこは山の半分を切り売りしてしまい、本当に切り落としたような形になっているのでした。
高いところが苦手な私は、とてもとてもそこにとどまることは出来ず、とっとと引き返すのでした。



崖



 そして、道を戻りさらに新しいポイントに向かう途中に、大きく開けたところに出ました。

ここからがメインのポイントらしいのですが、今まで木ばかりを見ていたので、大空と草花などを観賞していたのですが、先ほどのカメラを担いだ方もおり、少しお話を聞いてみようとした途端です!!

 グラグラグラ・・・揺れる揺れる、広いところに居るのですが、不安になるような揺れがしばし続きました。ε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ ヤバヤバ

 地震が起きたようです、全員のごくことも出来ず、しばし呆然と立ち尽くすのみです。

 場所的に、危険は無さそうなので、気持ちは余裕でしたが、ほんの数分前に居た断崖絶壁でこの揺れに会っていたらと思うと、ゾッとします。C=(^◇^ ; ホッ!

 揺れも収まり、震度などが気になりましたが、何せ山の中です、知りようも無いのですが、自適庵さんはすぐにご家族に携帯で連絡を取っておりました。
電波状況もさることながら、携帯も繋がりにくくなっていたようです。

 カメラの方としばし情報交換(彼は、この場所の生き物や草花を撮っていたようです)をし、この先でヒラタの♀を見たことがあると仰っておりました。
 
 貴重な情報をいただき、一行はいよいよRetroさんおススメのポイントに向うのでした。

 なるほど、お勧めの場所だけあり、樹液ダラダラのボコボコの木でした。
しかし、そこにはすでに先ほどのカメラの方が、樹液にたかる生き物を取るために三脚を立て、カメラを構えておりましたので、そこはパスしてその先の木に向うのでした。

 あの方は、確か違う方向にむかっていたような気がするのに、いつの間にか我々の先に居ると言う事が、何度かありました???
 
 この山の中に道は、大変入り組んでいて、Retroさんが知らない道もまだまだたくさんあるそうです。

 さらに進むと、たいへん良い木があるのですが、居るのはカナブンばかりで、肝心の大型のクワガタの姿は見れないのでした。

 そして、撮影が終わった木に戻ってみると、そこでもノコやミヤマには会えないのでした。

 そろそろ、Jさんが帰宅をしなければならない時間近くになったので、車に戻ることにしました。

 Retroさんを先頭に、ずんずん進んでいきます。
細い獣道のようなところを下っていきます。
ここがけっこう、急なくだり坂で、あの伊豆での恐怖の『不知沼の地獄池』を思い出させ、さらには足場の悪い獣道のような道を下っていくのでした。

 『こんなところで、迷ってしまったら、シャレになりませんね!!』
と、私が冗談交じりに言うと、Retroさんは自信満々に、『自転車の通った跡があるので、大丈夫です!』と、お答えくださり、ひそかに安心していると、なにやら半分枯れた川のようなところに到着!!

 そろそろ出口も近いのかなと思いきや!!
Retroさん・・・『間違えたみたい・・・』・・・・・一同シーン・・・。

  遭難したようです!!Σ( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!

 日も暮れかかってきていたので、一同少々焦り気味に、下りてきた坂を今度は必至に登るのでした。

 これは、伊豆よりきつい!!と思ったのは私だけではないでしょう!!

 その後は、迷うことなくもとの場所に順調に迎え、車からすぐそばの道を歩いていると、Jさんと自適庵さんが、クヌギについているカブトムシ♂を発見しました。

 行く時は、違う方から入って言ったのですが、こちらから入っていけばと、Retroさんは後悔しているようでしたが、それは結果論で、私などは、疲れきって下ばかりみて歩いていたので、樹液の匂いにも木が付かず、通り過ぎてしまっていたのでした。

 最後まで、しっかり周囲を観察する私以外の皆様に大変感心させられました。

 そして、私の体力のなさに情けなさを感じてしまったのでした。

 カブトは私の虫かごにカナブンたちとしっかり納まり、初めてのポイントでの収穫となりました。

 さて、これからの行動予定ですが、まずJさんが奥様に帰宅せづこのまま続行交渉をするために電話をしたのですが、あっさりOKが出て、目出度くいっしょに行動できる事になりました。 

 移動前に、もう一箇所お二人のポイントに案内してもらい、それから移動と言う事になりました。

 ほんの数分の移動で、ポイントに到着。
 ここは、住宅街の中にある公園でした。

 車中で自適庵さんの携帯でマクゴロウサンと話をしていたのですが、思いのほか長話になってしまい、自適庵さんの携帯の電池は底をついてしまったのでした。

 私と、Retroさんが車を止めている間に、とっととJさんはポイントへダッシュ!!
おいおい、ちょっと待ってよ!!(;`O´)oコラー!

 『こっちは知らないところなんだから』と思いつつも、あまり期待できそうなところではなかったので、許してやる事にしたのですが、戻ってきたJさんはしっかりとノコ♂を手に持っているのでした!!

 なんということでしょう、ゲストの自適庵さんまで置いて行き、とっととおいしいところを持っていってしまう『J』!!(´‐` ○)\(○`ε´○) コラ!コラ!(;`O´)oコラー!

 こいつは、一度しっかりと説教してやら無ければいけないと心に誓うのでした!!(≧◇≦)乂ダメダメッ!

 しかし、本日合流当初から、地元産のノコ♂が欲しいと言っていたので、見事目的は達成できたようでした。

 この、採集中に石井さんから電話が入り、この後は、時間的のも夜間樹液になるので、石井さんとの合流と、私の地元ポイントの案内を含めて、一度新座市に向う事にしました。

 しかし、思いのほか移動に時間がかかってしまい、私の地元では競合者が相当出ていることが予想されるので、帰りに寄ることにして、とりあえず、食事と合流を済ませることにしました。

 無事、石井さんとも合流し、車が3台なので清瀬の公園に車を置き、私の車1台で寄居方面に向う事にいたしました!!


Jさん

自適庵さん


【夜間樹液採集】

 まずは、通り道にある簡保の宿の駐車場での、灯下採集です。
まあ、あまり期待していませんでしたが、何も収穫はありませんでした。

 さあ、いよいよつい最近ミヤマ採集実績のあるポイントです!!
ここは、道路沿いの一角にクヌギ&コナラがあり、その中に樹液ダラダラ&ボコボコの木があり、そこがポイントだそうです。

 期待に胸膨らませ、第一ポイント到着です!!
ここは、Jさんが実際に入ったところではないらしく、あまり自信が無さそうでしたが、一応チェックと言う事で物色開始しました。

 斜面の上に、木々があるので、少し上らなければならないのですが、まずは下から懐中電灯での探索です。

 いきなり、ミヤマカミキリが張り付いていましたが、樹液が出ているようすはありませんでした。

 そして、さらに探していると!!
 私の大好きなシロスジカミキリが交尾をしているではないですか!!
とりあえず、写真を撮り、持ち帰るか迷ったのですが、子孫をしっかり増やしてもらう事にして、我慢をしたのでした。

 そして、樹液が出ている木を1本発見したのですが、カブト♀が付いているだけで、ミヤマの姿はありませんでした。
 
 ここは諦めて、次のポイントに移動です!!
なにやら、ここでは車を飛ばして遊んでいるやからがけっこう居るらしく、うるさい車が走り回っておりました。

 ポイント近くには居ない事を祈りつつ進んで行き、第2ポイントに到着です。

 ここは、道の両側によだれが出そうな木々があり、俄然気持ちが盛り上がります!!

 しかし、ここでもカブトの姿しか見ることができず、ミヤマ君には会えませんでした。

 最後の第3ポイントへ移動です。
こちらも、第2ポイントに負けないくらいすばらしいところだったのですが、やはり空振りに終わってしまいました。

 一部の木に、トラップなどが置いてあり、やはりここにも採集者はずいぶん入っているのを感じ、おそらく今夜も先行者が居たのだろうと言う結論に達しました。

 帰りに、再び同じポイントを確認しつつ私のお土産カブトを捕獲し、このポイントを後にしたのでした。



シロスジ

ミヤマ




 時間は、すでに午前1時過ぎ、この後の行動をどうするか迷ったのですが、私が以前下見をした飯能のポイントを廻ってみることになり、しばし移動となりました。

 午前2時過ぎ、人気の無い湖の周りを、懐中電灯を持ちうろつく親父軍団!!
 
 以前下見した時は、樹液がよく出ている木は1本だけだったのですが、自分的には相当期待して向ったのですが、ここにも群がるのはカブトばかり。

 クワガタの姿は、まるっきりありませんでした。

 仕方なく、今度は所沢のポイントに向かいせめて、ノコの姿でも拝みたいと祈るのでした!!

 空も、白み始め夜明けが近くなってきた頃に到着。
ここも、樹液は出ているが、クワの姿はなし。
さらに、奥地に向かい進んで行くと、レトロさんが立派な大アゴのノコ♂を発見しました!!

 自適庵さんが木を照らした明かりに驚いて下に落ちたようで、それをRetroさんが発見してくれたらしく、木の下でもがいていたそうです。

 それでも、今期始めて、地元でノコに会うことが出来ました。
少し、嬉しくなりつつ先に進むと、ついにノコペアが樹液にいる姿を発見できました!!

 写真を撮る事も忘れ、いきなり掴み取ってしまっておりました。
このペアの子孫は、我が家で増やして戻してあげたいと思います。

 さらに、その奥の木では樹液に群がるカブト軍団を自適庵さんが発見し、今回の採集はフィナーレを迎えるのでした。

 結局、コクワ、ノコ、カブト、カナブンなどは根こそぎ、私がお持ち帰りをし、夏祭り用にキープしてしまいました。

 自適庵さん期待のミヤマの姿はついに拝めませんでしたが、伊豆採集に引き続き大人数での楽しい採集をすることが出来ました。


収穫

ノコ


Jさん、
ホスト約ご苦労様でした。
今度は、多摩川のヒラタポイントをぜひ教えてくださいませ。

Retroさん、
初対面なのに、失礼なこととをいろいろ言ってしまった事をお許しください、また、大変興味深いポイントをお教
えていただき、ありがとうございます。
今度は、夜間から早朝にかけて行ってみたいと思いますが、その時はぜひまた遊んでくださいませ。

自適庵さん、
昼間から翌朝まで、引っ張りまわして申し訳ありませんでした。
けっして、この前の仕返しではありませんので、これに懲りずにまた遊んでくださいませ。

いしいさん、
仕事の後に、無理やり引っ張り出して、徹夜までさせてしまい申し訳ありませんでした。
これに懲りずに、また採集にご一緒してください。



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